隠岐島前教育魅力化プロジェクト ホーム

公教育から、島の未来をつくるしごと。


先生じゃないのに、学校に席がある。
公務員じゃないのに、町村の役場や教育委員会に当たり前に出入りする。
島の小学校・中学校・高校に関わるスタッフが日々集い、対話し、より良い島の教育や未来について本気で考え、先生や地域と共創しながらグローカルに実践を続けている。

私たちにとっての「ふつう」は、おそらく日本のどこにもないのではないでしょうか。
でも、もしかしたら新しい日本の「ふつう」になるかもしれない。

この、ちょっと珍しいチームの一員となり、島の未来を公教育からつくっていきませんか。
道なき道を共に拓いていく仲間を、募集します。

 

採用の流れ

(1)エントリー
下記メールアドレスまで応募を希望の旨ご連絡ください。
ご指定のメールアドレスにエントリーシートのフォーマットを送付いたします。
【採用窓口メールアドレス】 miryokuka*dozen.ed.jp  「*」の部分を「@」に変えてお送りください。

(2)書類選考
メールにてエントリーシートをご提出いただきます。お預かり次第書類選考を行い、数日以内に次のステップについてご連絡いたします。

(3)web面接
書類選考を通過された方を対象に、Zoomを利用した面接を行います。
面接の結果は合否に関わらずご連絡いたします。

(4)隠岐島前地域(知夫村・海士町)にて面接
web面接を通過された方を対象に、隠岐島前地域へ実際にご来島いただき面接を行います。
※大変恐縮ですが、ご来島の際の交通費・宿泊費等は応募者様のご負担とさせていただきます。交通費の助成制度などもありますので、よろしければご活用ください。


募集職種

「募集中」と表示されているものが、現在人材を探しているポジションです。こちらに関心をお持ちいただける場合には、募集要項をご覧ください。

募集中のポジションに限らずご興味をお持ちくださった方には、当プロジェクトの求人に関するお知らせを適宜お送りさせていただきます。登録ページよりご登録ください。

 

■島前教育魅力化コーディネーター(高校)
隠岐島前高校で生徒の基礎学力向上やキャリア教育など、学校や地域という場所だけではなく、既存の教育の枠組みを超えて、実践的な生徒たちの学びに伴走します。
—過去の募集記事—
仕事について、求人サイト日本仕事百貨にてご紹介いただきました。

■島前教育魅力化コーディネーター(小学校・中学校)
島前地域(西ノ島町・知夫村・海士町)の各小・中学校で学習支援やキャリア教育、地域資源を活用したふるさと教育のコーディネート、地域の各教育機関との連携教育などを行います。
—募集記事—
仕事について、求人サイト日本仕事百貨にてご紹介いただきました。

くわしくみる 募集要項

■ 隠岐國学習センタースタッフ
生徒たちの自己実現を支援するため、隠岐島前高校と連携・協働しながら、自立的な学びをサポートしたり、多様な人々との関りを通じたキャリア教育を提供したりと、一人ひとりに伴走します。
—過去の募集記事—
仕事について、求人サイト日本仕事百貨にてご紹介いただきました。

くわしくみる

■ハウスマスター
隠岐島前高等学校のハウスマスターとして、寮の運営に関する業務や生徒の自立支援のサポート業務を行います。また、地域と生徒との交流企画および実施も担当しています。
—過去の募集記事—
仕事について、求人サイト日本仕事百貨にてご紹介いただきました。

くわしくみる

■インターン
主に隠岐國学習センターで、学習センタースタッフとともに高校生に対し、学習指導や各種プログラムのサポートを行います。プロジェクト全体に関わる活動(広報・企画など)にも携わります。
インターンの1日

くわしくみる

■知夫村 ハウスマスター(児童・生徒寮スタッフ)
知夫村の島留学生(小・中学生)が住む寮で、島留学生の生活・活動のサポートや寮の運営に携わる仕事です。

プロジェクト紹介動画


プロジェクトメンバー紹介

プロジェクトで働くメンバーからの一言コメントをご紹介します。

島前教育魅力化コーディネーター(隠岐島前高校)

原 周右

公教育の常識にとらわれず、学校という組織の中から変化の渦をつくっていくのがコーディネーターの役割だと思っています。生徒募集をしたり、先生と授業の設計をしたり、地域の方との調整をしたりと仕事は多岐に渡ります。
先生とは違う、俯瞰したところから全体を見ることができるコーディネーターですが、自分の正解を押し付けるようなことはしません。生徒も、先生も、同じチームのメンバーも、関わる人たちが自分で考えて行動できる状況、それぞれが活躍できる環境をどうつくればいいのかを考えながら仕事をしています。(2023年9月)

島前教育魅力化コーディネーター(小学校・中学校)

根岸 浩章

海士中のコーディネーターとして、中学校と教育委員会を行き来しています。学校の先生や子どもたちと地域の方々をつないだり、学校に関わる人を増やすのがここでの仕事です。
地域の草刈りで仲良くなった漁師さんが水産業の授業で話してくれたり、町内のイラストレーターさんと子どもたちが一緒にLINEスタンプをつくったり。実現したいことがあって役割を当てはめていくというよりも、そこにあるつながりの中からできそうなことを見つけていくのが、この島らしい、大切にしたいことです。(2023年9月)

隠岐國学習センタースタッフ

冨岡 千紘

主に、学習センターに通ってくる3年生の担当をしています。以前は高校教員として英語を担当していたので、学習センターでも英語を教えるものだと思って島に来ました。けれどここでは、どんな教科でも質問が飛んでくるんです。答えられるように準備したり、得意な人につないだりしながら生徒たちの学習に付き添っています。
大切にしているのは、生徒との面談の時間です。今どんなことに関心があるのか、困っていることはあるのかを聞かせてもらうためにも、まずは話しやすい相手でいるように心がけています。(2023年9月)

ハウスマスター

田中 里奈

寮生活をサポートしたり、島親さんたちとマッチングをしたり、生徒と地域の方々をつないだりしています。自治寮として生徒たち自身が運営をしているなかで、私がどのくらい介入したほうがいいのか、関わるなかでどれだけ学びの機会を増やせるのか。自分自身のあり方は常に考えながら行動しています。
寮生にとって、寮はありのままの自分でいられるような場所になってほしいし、私は安心して相談できる相手になれたらいいなと思っています。(2023年9月)

インターン

佐藤 海斗

まずは生徒たちに顔と名前を覚えてもらおうと、声をかけたり、ただ近くにいたり、最初はけっこう試行錯誤でした。今は休みの日に一緒にフットサルをしたり、学習センターの中だけでは終わらない関係ができています。いろいろ話せるようになってきたからこそ、お互いにできることが増えてきたような気がします。
ここに来て、僕自身が生徒から学ぶことがたくさんあるんです。スタッフのみなさんよりもさらに身近な存在として、勉強を教える教えられるという相手ではなく、お互いに成長し合えるような時間を過ごしたいと思っています。(2023年9月)

菅野 友亮

教育学部で学んできたので、教育については詳しい方だと思っていました。けれどこの島には教育について常に考えて、実践をし続けている人たちがたくさんいます。生徒と話すなかで、自分の価値観を言語化しないと伝えられない場面も何度もあって。いろいろな人と出会って一緒に活動をするなかで、自分自身は何者なんだろうと考える時間が多くなりました。
自分が見ている生徒がスイッチが入る瞬間、やることに向き合おうと姿勢が変わっていく瞬間はうれしいですね。そのためには、生徒を変えようと関わるより、気長に待つことも大事だと知りました。(2023年9月)

〒684-0404 島根県隠岐郡海士町福井1339 一般財団法人島前ふるさと魅力化財団 TEL 08514-2-0310 FAX 08514-2-0133

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