人と繋がる力が身につきました。(マンスリーサポーターキャンペーン)
隠岐島前高校 2021年度卒業高本 亜梨紗(たかもと ありさ)さん
今回も卒業生からいただいたメッセージをご紹介します。しかも今回はこの3月に卒業したばかりのピカピカの卒業生!!
彼女たちから見た直近の隠岐島前高校、そして島前の様子をぜひお読みください!
人と繋がる力が身につきました。
Q. 自己紹介をお願いします。
A. 高本亜梨紗、熊本県出身です。高校では女子バスケットボール部に入っていて、マイプロ(探究活動)に力を入れていました。
Q. 島前高校での魅力は、何があると思いますか?
A. 夢探究という総合的な探究の授業です。4人チームになって、地域の課題や魅力を見つけ、実践していく授業です。 テーマ設定からチームで行います。分野や選択肢など何もない提示されない状態からのスタートで、テーマを決めるプロセスにもチームで躓いたりします。チーム活動を約1年間という長いスパンでできるのも、特長だと思います。
チームメンバーの構成は、私の学年は、生徒で選ぶことはできませんでした。社会に出たら、選べないこともあるという当たり前のことの練習試合ができたと思います。誰とでも活動できるように少しなれたと思います。 学年部の先生やコーディネーターが週1回という頻度で、夢探究についてのMTGをやっていると聞き、みんなの熱が集まってるなと感じました。
Q. 島前高校だからこそ得られた経験や、身についた力は何がありますか?
A. 自分の生き方を切り開けるようになったことです。
おそらく島前高校じゃなかったら、頭ではやりたいことを好きにしていいと思っていながらも、実際に卒業後の進路は世間のレールに乗っかり当たり前のように大学進学を目指していたのではないかと思います。卒業後の進路のような大きな選択から日常の小さな選択をする中で、頭だけではなく、自分で決め行動できるようになりました。
また、人と繋がる力が身につきました。自分の想いを語り、島内外のいろんな人を紹介して頂きました。六次の隔たりという考えがありますが、いろんな人と繋がった経験から、全世界の人と繋がれるんだという自信がつきました。
Q. 何かメッセージはあればお願いします。
A. 島前地域は、教育魅力化の発祥の地です。島前地域の強みは、10年以上の歴史の中で、幹のようなのが醸成され、関わる人が変わりながらも受け継がれています。そして、常に新しいこと、おもしろそうなことを本気で取り組む人がたくさんいます。卒業し島を離れますが、今後の魅力化プロジェクトも楽しみですし、島前で育ったことに誇りを感じます。