島前高校の魅力は、島内生と島外生が一緒になって学べること(マンスリーサポーターキャンペーン)
隠岐島前高校 2017年度卒業真野 拓哉(まの たくや)さん
島前高校の卒業生からのメッセージをご紹介します。
今回は島前出身のお二人からです。
島前高校の魅力は、島内生と島外生が一緒になって学べること
Q. 自己紹介をお願いします。
A. 島根県海士町出身で、2018年島根県立隠岐島前高等学校を卒業しました。自治体推薦制度で法政大学現代福祉学部福祉コミュニティ学科に入学し、大学では主にまちづくりについて学び、ゼミではゼミ長を務めました。
2019年10月〜2020年12月に、一般財団法人地域活性化センターで長期インターンシップを経験し、大学卒業後は都内の民間企業で就職しました。
Q. 島前高校だからこそ得られた経験や、身についた力は何ですか?
A. 島前高校だからこそ身についた力は行動力と挑戦力です。高校入学当初、島外から来る生徒は意欲的な子が多く私を含め島出身の生徒たちは気後れして消極的になっていました。それが悔しくて、生徒会長に立候補しました。結果は落選でしたが、その後も選手に主体性を求める監督の下バレーボール部の主将を務めたり、東北の南三陸に一人でボランティアに行くなど、自ら主体となって様々なことに挑戦してきました。自分が積極的に行動したことで自分の行動が周囲に変化をもたらすことを学び、ひとつ壁を超えることができました。
Q. 卒業して感じる島前高校の魅力は何ですか?
A. 島前高校の魅力は、島内生と島外生が一緒になって学べることです。ずっと島で育ってきた私は「ここは島だし、自然ばかり、海しかない」と言いがち、思いがちで、島のことが当たり前すぎて、どちらかというと否定的なっていました。しかし、実際に島外から来た生徒に話を聞いていくうちに、「そういう自然、海、伝統文化がいいんだよ」と、自分たちが当たり前だと思っていたところに価値があると教えてもらうことが多くありました。積極的に行動し、改めて島の価値に気付かされるという繰り返しの3年間を過ごせました。
Q. 最後にメッセージをお願いします。
A. 応援しています。