高校生との共創という特別な体験(マンスリーサポーターキャンペーン)
(一社)スポーツリレーションシップ協会 代表理事藤代圭一(ふじしろ けいいち)さん
島前高校もそうですが、隠岐國学習センターでもゼミを含め様々な方が関わった企画が行われています。そのゼミの一つ「しつもんゼミ」を担当してくれた藤代圭一さんからメッセージをいただきましたので、ご紹介します。
高校生との共創という特別な体験
Q. 島前ふるさと魅力化財団とはどのように関わっていますか?
A. 僕のお仕事の中心は「質問をすること」なのですが、その先には「高校生が自ら質問をつくること」を目指しています。 誰かがつくった問いに答えるだけでなく、自分でつくった答えのない問いに向き合うからこそ、自分らしさが生まれるのだと信じているのです。
魅力化財団さんとは隠岐国学習センターでゼミを開催するところから、より深く接点をいただきました。
ゼミは「キャリアと質問」をテーマに、自分らしい進路を描くために、生徒と一緒に問いをつくるゼミとしてスタートしました。 しつもんゼミを開講するにあたり、大野さんと一緒に「キャリアの質問」を事前に用意し望みました。万が一、高校生たちが良い問いを生み出せなかったことを想定し、準備をしていたのです。けれど、その心配は杞憂に終わりました。むしろ、僕たちおじさんが用意した問いは、高校生たちの心を動かすに至らなかったのです。
いまを生きている高校生たちがつくる問いは僕たち大人には生み出せない、みずみずしく素晴らしいものばかりで、周囲の大人たちをおおいに唸らせました。
その結果「未来の私に贈る問い」という対話型カードとして、一緒にプロダクト開発し、多くの現場でご活用頂いています。これは僕たち大人だけでは生み出せない、高校生との共創という特別な体験でした。
Q. 何かメッセージがあれば、お願いいたします。
A. 日々、新しい取り組みに果敢に挑戦している姿に僕自身も大きな刺激をもらっています!そしてそれと同時に、一緒に創ろう!と余白に関われることに喜びを感じています。共創する喜びをみなさんとご一緒できたら嬉しいです。
ちなみに今回お話にでてきた「未来の私に贈る問い」という対話型カードは、マンスリーサポーターの”しつもんカードプラン”として特典に含まれておりますよ。
ぜひこのカードを使って、対話の彩りを増やしてみませんか?