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魅力化構想と進捗

4. 寮の活用

背景

島前高校には自宅から通学が困難な生徒のために、男女合計56名定員の寄宿舎「鏡浦寮」がある。自習用個室や冷暖房を完備し、立派な施設であるが現在の寮生は島外の生徒4名である。教員数が少ない中で、平日の舎監や休日の日直を教員が担当するため、教員の負担になっている。光熱費・維持費等は県が負担しているが、寮生が少ないため、880万円程度、県としての支出があり、県としても悩みの種である。現在、寮で生活している生徒は規律正しく生活し、学習習慣も身についており寮生活の成果が見られる。

提案内容

(1) 寮の運営を県から町へ管理委託
寮の管理体制を変えることにより、教員の舎監や日直勤務がなくなり、負担が軽減する。
(2) 一定期間入寮し、寮での学習・生活習慣の確立
寮内の学習環境を整え、高校入学時をはじめ3年間のある一定期間は島内在住の生徒も寮に入り、しっかりとした勉強の仕方・家庭学習の方法、学習習慣、生活習慣を身に付ける。
(3) 寮を活用し多様な交流の機会の提供
保護者や地域の方、または島前を訪れた島外の有識者や学生が講師となり、社会や自分自身の生き方や進路について考える勉強会や座談会、個別相談会などを寮で適宜開催する。また、長期休暇期間には島外からの部活やスポーツ合宿を誘致し、島外に遠征しなくても合同練習や練習試合を行えるようにする。

補足1:寮を活用した学校教育の事例

宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校(一学年40人)
携帯電話、ゲームの持込禁止の寮で学習と全人教育を行う。
鹿児島純心女子短期大学 
寮内の共通語を英語にした「英語学習寮」の設置。
欧米のボーディングスクール(寄宿舎を持つ高校)
外国人学生の多いインターナショナルスクール、大学進学準備に向けたプレップスクール、規律とリーダーシップを養うために軍隊式訓練を取り入れたミリタリースクール、地元の生徒も平日は学生寮に滞在し、週末は自宅に戻る5-Day Boarding Schoolsなど多様な形態がある。

補足2:寮生活をする一般的なメリット

  • (1) 自己確立の重要な時期にゲーム等にかまけず、規律ある集団生活や学習環境の中で自己を高めることができる。
  • (2) 団体生活を通してリーダーシップ、自立心、協調性、思いやりの心を体得することができる。
  • (3) 規則正しい生活習慣と学習習慣を確立することができる。
  • (4) 充分な学習時間の確保と細やかな進学指導ができる。
  • (5) 学年を越えた一生の親友ができる。
  • (6) 通学に伴う時間やコストがかからない。
  • (7) 勉学や部活動に集中することができる。
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