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プロジェクトの目指すもの

一.生徒一人ひとりの夢の実現

今まで「島では学力が伸びず大学進学に不利」という ‘常識’ が島にはあり、大学進学を希望する多くの生徒は、中学卒業時に島を離れて島外の高校に出ていっていました。こうした現状を打破し、島であっても、高い学力と豊かな人間力が身につく環境を整備します。そして、小さい島、小さい学校だからこそできる少人数指導や個別指導の充実とともに地域の教育力とICTの力も活用し、一人ひとりの力を最大限に伸ばし、夢に向けた進路実現ができる教育環境づくりを目指します。

*具体的には、物理教員の加配により理系・医学系進学の道を拓くとともに、2コース制の開始や学校-地域連携型公営塾の創設等による魅力ある学習環境をつくっています。

二.地域の未来をつくる人財の育成

島前高校の卒業生の9割以上は卒業と同時に島外へ出ており、将来的に島へ帰ってくる割合は今までは約3~4割程度でした。このまま島に帰ってくる若者の割合が高まらなければ、この地域の存続はありません。「田舎には何もない」「都会が良い」という偏った価値観から脱却し、地域への誇りと愛着を育むこと、また「島には仕事がないから帰れない」という従来の意識に留まらず、「地域を元気にする新しい仕事をつくりに帰りたい」というぐらいの起業家精神を育んでいくことを目指します。島の文化を継承し、地域の未来を創り出していける人財を育てることは、島前地域唯一の高校としての任務です。

*具体的には、「ヒトツナギ」や「地域学」など、島の豊富な地域資源を活用した教育活動の推進や、グローバルな視点で地域を捉えられる人財を育てるための留学や国際交流を行っています。

三.持続可能な魅力ある学校づくりの推進

今までの高校と地域との溝をつなぎ、学校と地域が一緒になって魅力化を進めていける協働体制づくりを行います。また島内の生徒はもとより、全国の意欲ある生徒も「行きたい」と思うような魅力づくりを進め、1学年2学級を持続可能なものにします。豊かな自然と文化に囲まれ、人のつながりが深く、安心安全な地域であるとともに、学力も人間力も伸びる教育環境を整えることで、「子育て・教育の島」としての教育ブランドを構築していくことで子連れの若い家族のUIターンを呼び込み、島前高校と島前地域の永久の発展を目指していきます。

資源の乏しい島国においては、ヒト・ワザ・チエこそが最大の資源であり、こうした人づくりに投資をしないことには、生き残れません。また、少子化や人口減少のうねりの中で、地域の学校をどのように活かしていくのかといった難題は、島前をはじめとする多くの中山間地が直面している課題であると同時に、これからは日本全体が直面する課題でもあります。ここでの試行錯誤と挑戦が、同じような課題を抱える他の地域や、今後の日本の学校や教育を考える上で、何か少しでも参考になれば本望です。まだまだ課題が山積しているこのプロジェクトですので、何か情報があれば教えて頂きたいですし、皆さんと相互に連携・協働できることがあれば幸いです。

今後ともご指導ご協力どうぞ宜しくお願い致します。

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